『けものフレンズ』最終回を迎えての感想 メインキャラクター編(※ネタバレあり)
先程の記事に引き続き、
けものフレンズのメインキャラである
かばんちゃん、サーバルちゃん、ボス(ラッキービースト)の
三人についての感想を書いていきたいと思います。
ネタバレ全開でいくので
続きは収納しておきますね。
【かばんちゃんについて】

・本作の主人公であり、最も成長したであろう少女。
アニメ版けものフレンズは、
記憶も産まれた場所も何も分からないかばんちゃんの出自を探すため
かばんちゃんとサーバルちゃんとボスの三人で旅をする、というのが
主軸となっています。
最初こそ、カバの圧迫面接により
走れない・飛べない・泳げない、何もできないフレンズという
ひどい評価を受けたかばんちゃん。
しかし、旅の途中でかばんちゃんは様々な経験をして
できることをどんどん増やしていきます。
パークのあらゆるちほーを巡って、
さまざまな問題を解決していったかばんちゃん。
その功績・恩恵と優しい人柄があいまって、
最終回の大救出劇につながったのだと思います。
かばんちゃんは主人公であり、ヒーローであり、ヒロインでした。
ネタバレ感想なのでかばんちゃんの正体を書いておくと、
彼女は、前パークガイドであるミライさんが置いていった帽子に残されていた
一本の髪の毛にサンドスターが反応して生まれた「ヒトのフレンズ」でした。
最終回、ラストが近づくにつれて手と脚の黒い部分が増えていったのは
「フレンズの毛皮」としての手袋とタイツが再生していったのだと
考察班などには考えられていますね。
【かばんちゃんが各話でやったことまとめ】
第1話
・紙飛行機でサーバルちゃんの戦闘のサポートをした
第2話
・大きな川に橋をかけた
第3話
・音痴のトキに歌の唄い方を教えた
・客の来ないカフェに、カフェの存在を示すおおきな目印を作った
第4話
・出入り口の塞がれた迷路からの脱出口を見つけた
第5話
・初キスを奪われて真っ赤になって可愛かった
・計画倒れになるビーバーと計画無しのプレーリードッグに
適切な役割分担を与えた
第6話
・威圧するライオンに「食べるなら僕を」と自己犠牲を申し出た
・カメレオンとの一騎討ちに勝利した
・ライオン軍とヘラジカ軍の抗争に平和的解決をもたらした
第7話
・看板の文字を読み解き、クイズの森を突破した
・火を起こした
・美味しいカレーを作った
第8話
特になし
第9話
・かまくらを作り寒さをしのいだ
・ソリを作ってセルリアンの群れからの逃走に成功した
・フレンズの服は脱げるという革命的大発見をし、
温泉回を視聴者にとって意義のあるものにした
第10話
・ロッジにおけるジャパリまん盗み食い事件の犯人を暴いた
・ロッジにおける謎の白い影出没事件の真相を明らかにした
第11話
・聖なる山の山頂にて四神を捜索し、
サンドスターフィルターの完璧な設置に成功した
・避難警告を発するボスに、パークを救う意志を明らかにして
暫定パークガイド権限を得た
・巨大セルリアン討伐計画を立案した
・巨大セルリアンに飲み込まれたサーバルちゃんを救うため、
一生懸命走り、木を登り(サーバル流キノヴォリ)、飛んで、泳いで、
サーバルちゃんをセルリアンの体内から救い出した。
・その後、サーバルちゃんの安全を確保するため
松明に火をつけてセルリアンを誘導、そのまま飲み込まれた…
第12話
・巨大セルリアンの体内から救出され、視聴者を安心させた
・その際、ずっとタイツに覆われていた生脚を初めて披露した
・出立前、サーバル流キノヴォリを見せて成長の証を示した
・ヒトの住んでるちほーを探して、サーバルちゃん・ボス+αと共に旅立った
あらためて見ると、本当に残した功績が偉大ですねw
【サーバルちゃんについて】

・サーバルキャットのフレンズ、サーバルちゃん。
このアニメのもう一人の主人公です。
性格は明るく元気で天真爛漫、基本として物怖じせず
誰に対しても気さくに話しかけていきます。
サーバルちゃんがかばんちゃんに出会い、
かばんちゃんの旅立ちに同行することで物語が始まっていくわけですが、
最初は「なんか気になるから」程度の気持ちだったのに、
いつの間にかサーバルちゃん自身、かばんちゃんと一緒にいて
「素敵なコンビ」と自称するほどになります。
二人がどんどんお互いを信頼していく過程がいいですよね。
サーバルちゃんは、戦闘面や体力面では
かなり頼れるステータスを持っているのですが、
物を作ったり何か問題について考えたりするのは苦手です。
でもそこのところをかばんちゃんが人間の叡智を発揮することで
カバーし、解決していくことで
サーバルちゃんが言うとおり「素敵なコンビ」として
互いに無くてはならない存在になっていきます。
第11話で、巨大セルリアンに飲み込まれたサーバルちゃんを助けようと
かばんちゃんが身体を張ったのと同様に、
最終話ではかばんちゃんを助けるために
サーバルちゃんが体格差をものともせず立ち向かっていきます。
その時の、
「ねえ!かばんちゃんを返して!返してよ!
怖がりだけど、優しくて、
困ってる子のためにいろんなこと考えて、
がんばり屋で…
まだ、お話することも、いっしょに行きたいところも…
うぅ…返してよっ!」
というセリフが、かなり涙腺にキました( ;∀;)
・またサーバルちゃんについて語るとき、
弱いところやダメなところも受け入れてくれて
優しく励ましてくれるようなセリフが
現代社会で心をすり減らした人たちにとてもウケた、
という点を外すわけにはいきません。
コツメカワウソの「たーのしー!」がIQが溶けるセリフとして有名ですが、
サーバルちゃんのセリフに、聖母のような優しさを感じたとして
けものフレンズにのめり込んでいったという人も
少なくないのではないでしょうか。
ニーソの食い込みがあることを偶然見つけて、
なにげなく投稿したらやたらと反響があったツイートです(笑)
みんなけものフレンズ好きなんだなあって思いましたw
【ボスについて】

本名:ラッキービースト。
パークに訪れたお客様を案内し、パーク内の施設・設備の保守点検を行い、
フレンズの個体に合わせたジャパリまんを作って
フレンズたちに与えているパークガイドロボット。
食料を供給しているので、フレンズたちからはボスと呼ばれています。
ただし、生態系を守るという観点から、緊急時を除いて
フレンズたちとコミュニケーションをとることは許可されていません。
ヒトであるかばんちゃんに反応し、パークガイドロボットの本分として
かばんちゃんの行きたい所に案内し続け、その道中で
想定外のトラブルが起きるたびにフリーズしては
視聴者からツッコまれるというコメディリリーフ的な役割でした
(コメディリリーフ役が必要なほどシリアスな物語ではないですが)。
そんなボスが最終回で、ついにサーバルちゃんと会話しました。
実はその前の11話でもサーバルちゃんの発言に
明らかなリアクションを返したりしていたのですが
(「ボスの運転はさすがだね!」「まかせて」)、
自発的に話しかけたのはこれが初めてでした。
今までは、ヒトであるかばんちゃんを案内するために
無機質にパークガイドロボットとして働いていただけであり、
サーバルちゃんに対しての指示も、あくまでも
プログラムされた緊急時の対策行動でしかないはず…
なんだけど、その後に、
『サーバル、三人での旅、楽しかったよ』
なんて、明らかに感情を持ってるとしか思えない発言をして…。
そんなの本当に涙腺に悪いと思うんですよね(´;ω;`)
たとえ感情を持っていたにせよ、
フレンズへの干渉が許可されていないなら
それを言うことも許されない行動のはず。
でもボスはセルリアンと共に沈むつもりで、
だからこそ不干渉のルールを破っても
サーバルちゃんに「楽しかった」と伝えたかったわけです。
沈む時に「か(ばん)…サー(バル)…」って言うんです、ボス。
旅が楽しかったって言ってるのに。
せっかくかばんちゃん助かったのに。
やっとサーバルちゃんとお話できたのに。
二人の名前を呼びながら沈んでいくんですよ。
泣いてまうやろ!。゚(゚´Д`゚)゚。
ボスに関しては、2話で登場してからずっとポンコツっぷりを発揮していて、
僕もリアタイ実況とかニコ生なんかで「無能」「はーつっかえ!」とか
コメントしまくってたんだけど、
最後のアレを見たら、もう無能とか言えなくなっちゃうよ…。
まあコアが奇跡的に助かるんですけどね!
そしてびっくりしたサーバルちゃんに捨てられるんですけどね!
でも助かる公算はたぶん少なかったはずだし、
ぶっちゃけボスの自己犠牲がいちばん泣けるポイントかもしれません。
僕の中で、鉄人兵団のリルルとか、クロノトリガーのロボとか
そういった有名なキャラクターに並ぶ存在になりました。
メインキャラについての感想はこんなところです。
もし気が乗ったら、アライさんやフェネックをはじめとした
サブキャラクターについても感想を書こうかな。
けものフレンズのメインキャラである
かばんちゃん、サーバルちゃん、ボス(ラッキービースト)の
三人についての感想を書いていきたいと思います。
ネタバレ全開でいくので
続きは収納しておきますね。
【かばんちゃんについて】

・本作の主人公であり、最も成長したであろう少女。
アニメ版けものフレンズは、
記憶も産まれた場所も何も分からないかばんちゃんの出自を探すため
かばんちゃんとサーバルちゃんとボスの三人で旅をする、というのが
主軸となっています。
最初こそ、カバの圧迫面接により
走れない・飛べない・泳げない、何もできないフレンズという
ひどい評価を受けたかばんちゃん。
しかし、旅の途中でかばんちゃんは様々な経験をして
できることをどんどん増やしていきます。
パークのあらゆるちほーを巡って、
さまざまな問題を解決していったかばんちゃん。
その功績・恩恵と優しい人柄があいまって、
最終回の大救出劇につながったのだと思います。
かばんちゃんは主人公であり、ヒーローであり、ヒロインでした。
ネタバレ感想なのでかばんちゃんの正体を書いておくと、
彼女は、前パークガイドであるミライさんが置いていった帽子に残されていた
一本の髪の毛にサンドスターが反応して生まれた「ヒトのフレンズ」でした。
最終回、ラストが近づくにつれて手と脚の黒い部分が増えていったのは
「フレンズの毛皮」としての手袋とタイツが再生していったのだと
考察班などには考えられていますね。
【かばんちゃんが各話でやったことまとめ】
第1話
・紙飛行機でサーバルちゃんの戦闘のサポートをした
第2話
・大きな川に橋をかけた
第3話
・音痴のトキに歌の唄い方を教えた
・客の来ないカフェに、カフェの存在を示すおおきな目印を作った
第4話
・出入り口の塞がれた迷路からの脱出口を見つけた
第5話
・初キスを奪われて真っ赤になって可愛かった
・計画倒れになるビーバーと計画無しのプレーリードッグに
適切な役割分担を与えた
第6話
・威圧するライオンに「食べるなら僕を」と自己犠牲を申し出た
・カメレオンとの一騎討ちに勝利した
・ライオン軍とヘラジカ軍の抗争に平和的解決をもたらした
第7話
・看板の文字を読み解き、クイズの森を突破した
・火を起こした
・美味しいカレーを作った
第8話
特になし
第9話
・かまくらを作り寒さをしのいだ
・ソリを作ってセルリアンの群れからの逃走に成功した
・フレンズの服は脱げるという革命的大発見をし、
温泉回を視聴者にとって意義のあるものにした
第10話
・ロッジにおけるジャパリまん盗み食い事件の犯人を暴いた
・ロッジにおける謎の白い影出没事件の真相を明らかにした
第11話
・聖なる山の山頂にて四神を捜索し、
サンドスターフィルターの完璧な設置に成功した
・避難警告を発するボスに、パークを救う意志を明らかにして
暫定パークガイド権限を得た
・巨大セルリアン討伐計画を立案した
・巨大セルリアンに飲み込まれたサーバルちゃんを救うため、
一生懸命走り、木を登り(サーバル流キノヴォリ)、飛んで、泳いで、
サーバルちゃんをセルリアンの体内から救い出した。
・その後、サーバルちゃんの安全を確保するため
松明に火をつけてセルリアンを誘導、そのまま飲み込まれた…
第12話
・巨大セルリアンの体内から救出され、視聴者を安心させた
・その際、ずっとタイツに覆われていた生脚を初めて披露した
・出立前、サーバル流キノヴォリを見せて成長の証を示した
・ヒトの住んでるちほーを探して、サーバルちゃん・ボス+αと共に旅立った
あらためて見ると、本当に残した功績が偉大ですねw
【サーバルちゃんについて】

・サーバルキャットのフレンズ、サーバルちゃん。
このアニメのもう一人の主人公です。
性格は明るく元気で天真爛漫、基本として物怖じせず
誰に対しても気さくに話しかけていきます。
サーバルちゃんがかばんちゃんに出会い、
かばんちゃんの旅立ちに同行することで物語が始まっていくわけですが、
最初は「なんか気になるから」程度の気持ちだったのに、
いつの間にかサーバルちゃん自身、かばんちゃんと一緒にいて
「素敵なコンビ」と自称するほどになります。
二人がどんどんお互いを信頼していく過程がいいですよね。
サーバルちゃんは、戦闘面や体力面では
かなり頼れるステータスを持っているのですが、
物を作ったり何か問題について考えたりするのは苦手です。
でもそこのところをかばんちゃんが人間の叡智を発揮することで
カバーし、解決していくことで
サーバルちゃんが言うとおり「素敵なコンビ」として
互いに無くてはならない存在になっていきます。
第11話で、巨大セルリアンに飲み込まれたサーバルちゃんを助けようと
かばんちゃんが身体を張ったのと同様に、
最終話ではかばんちゃんを助けるために
サーバルちゃんが体格差をものともせず立ち向かっていきます。
その時の、
「ねえ!かばんちゃんを返して!返してよ!
怖がりだけど、優しくて、
困ってる子のためにいろんなこと考えて、
がんばり屋で…
まだ、お話することも、いっしょに行きたいところも…
うぅ…返してよっ!」
というセリフが、かなり涙腺にキました( ;∀;)
・またサーバルちゃんについて語るとき、
弱いところやダメなところも受け入れてくれて
優しく励ましてくれるようなセリフが
現代社会で心をすり減らした人たちにとてもウケた、
という点を外すわけにはいきません。
コツメカワウソの「たーのしー!」がIQが溶けるセリフとして有名ですが、
サーバルちゃんのセリフに、聖母のような優しさを感じたとして
けものフレンズにのめり込んでいったという人も
少なくないのではないでしょうか。
↑これはサーバルちゃんの太ももにそういえば、さっきサーバルちゃんの画像をアップした時に、制作スタッフの熱意あるこだわりを発見したのでご覧ください pic.twitter.com/pkC3mltVlA
— 松竹梅@ガルパンが好きなフレンズ (@syochikubai) 2017年2月15日
ニーソの食い込みがあることを偶然見つけて、
なにげなく投稿したらやたらと反響があったツイートです(笑)
みんなけものフレンズ好きなんだなあって思いましたw
【ボスについて】

本名:ラッキービースト。
パークに訪れたお客様を案内し、パーク内の施設・設備の保守点検を行い、
フレンズの個体に合わせたジャパリまんを作って
フレンズたちに与えているパークガイドロボット。
食料を供給しているので、フレンズたちからはボスと呼ばれています。
ただし、生態系を守るという観点から、緊急時を除いて
フレンズたちとコミュニケーションをとることは許可されていません。
ヒトであるかばんちゃんに反応し、パークガイドロボットの本分として
かばんちゃんの行きたい所に案内し続け、その道中で
想定外のトラブルが起きるたびにフリーズしては
視聴者からツッコまれるというコメディリリーフ的な役割でした
(コメディリリーフ役が必要なほどシリアスな物語ではないですが)。
そんなボスが最終回で、ついにサーバルちゃんと会話しました。
実はその前の11話でもサーバルちゃんの発言に
明らかなリアクションを返したりしていたのですが
(「ボスの運転はさすがだね!」「まかせて」)、
自発的に話しかけたのはこれが初めてでした。
今までは、ヒトであるかばんちゃんを案内するために
無機質にパークガイドロボットとして働いていただけであり、
サーバルちゃんに対しての指示も、あくまでも
プログラムされた緊急時の対策行動でしかないはず…
なんだけど、その後に、
『サーバル、三人での旅、楽しかったよ』
なんて、明らかに感情を持ってるとしか思えない発言をして…。
そんなの本当に涙腺に悪いと思うんですよね(´;ω;`)
たとえ感情を持っていたにせよ、
フレンズへの干渉が許可されていないなら
それを言うことも許されない行動のはず。
でもボスはセルリアンと共に沈むつもりで、
だからこそ不干渉のルールを破っても
サーバルちゃんに「楽しかった」と伝えたかったわけです。
沈む時に「か(ばん)…サー(バル)…」って言うんです、ボス。
旅が楽しかったって言ってるのに。
せっかくかばんちゃん助かったのに。
やっとサーバルちゃんとお話できたのに。
二人の名前を呼びながら沈んでいくんですよ。
泣いてまうやろ!。゚(゚´Д`゚)゚。
ボスに関しては、2話で登場してからずっとポンコツっぷりを発揮していて、
僕もリアタイ実況とかニコ生なんかで「無能」「はーつっかえ!」とか
コメントしまくってたんだけど、
最後のアレを見たら、もう無能とか言えなくなっちゃうよ…。
まあコアが奇跡的に助かるんですけどね!
そしてびっくりしたサーバルちゃんに捨てられるんですけどね!
でも助かる公算はたぶん少なかったはずだし、
ぶっちゃけボスの自己犠牲がいちばん泣けるポイントかもしれません。
僕の中で、鉄人兵団のリルルとか、クロノトリガーのロボとか
そういった有名なキャラクターに並ぶ存在になりました。
メインキャラについての感想はこんなところです。
もし気が乗ったら、アライさんやフェネックをはじめとした
サブキャラクターについても感想を書こうかな。