ジャンプNEXT!2013SUMMER感想 山本亮平先生に期待号

【一言近況】
いったい何ヶ月ぶりか分からないくらいに
ジャンプNEXT!の感想を書いてみたいと思います。

このブログをよくご覧の方はご存知かと思いますが、
僕はずうーっと長い間、SQやNEXTを積んでまして、
こないだようやくそれを消化し終えたところなのです
(SQ19はまだ積んでる)。

なので、とりあえず1日遅れではありますが
今回のジャンプNEXT!の感想を書きます。全感想です。
全部読切作品なので、簡潔に
良かった点・悪かった点を列挙していきます。


【ウルトラマリン(藍本松)】
・良かった点
藍本松先生の久々の読切ということで、とても楽しく読めました。
仮にこれが連載ということになったら、
最初はトリコみたいな珍獣ハントに始まって、
後々やっぱり対人戦が始まっちゃうのかな…とも思ったり。
そうならず、終始珍獣ハントに徹すれば
他作品では味わえないオリジナリティのある漫画になる気がします。

・悪かった点
特にここがダメ、っていう点は見当たりませんでした。
ヒロインの出番が少なかったけど、
特にヒロインが出てこなくてはいけない展開でもなかったですし。


【恋のムーンストラック!(仲山タイダ)】
・良かった点
ムーンストラックっていうのは「月光が狂気をもたらす」とか
そういう意味らしいです。

ヒロインが可愛いのが良かったです。
こんな可愛い幼なじみに「一緒に帰ろ」とか言ってもらえるだけで
主人公くんはとんだリア充だと思いますがねえ…。

バトルを取り入れながらも、ラブコメに終始しているので
仮に連載になったらバトル漫画にシフトするのではなく、
狼男の他にいろんな妖怪に取り憑かれたヒロインを出して
主人公ハーレム状態ラブコメにするといいんじゃないかな。

・悪かった点
主人公のアイデンティティではあるんだけど、
終始ウジウジしすぎかなあ。
もう狼男の顔も見られちゃったんだから、
それも含めて自分の気持ちを全部告白しちゃえばいいのに
(どうせ読切だしその後の展開とか考える必要ないんだから)、
全部保留にしちゃうのが、なあ…。
冨樫先生の『狼なんて怖くない!』では
狼男がちゃんとヒロインとくっついてたぞ!


【れいたいけん(黒木崇文)】
・良かった点
不知火さんが可愛い。


・悪かった点
日向教授がひたすら不快。
スケベキャラを描くのはいいんだけど、何か知りませんが
横島くん的な面白さはなかったなあ…。
ある意味、横島くんは奇跡のスケベキャラだったよね。


【サムライチェイサーGOEMON(落合更起)】
・良かった点
コンビ物って最近珍しい気がするので、
そういう意味ではなかなか興味深い作品だったな、と。
三橋と伊藤みたいな、面白コンビを描けるとなれば
漫画家として強みだと思います。

・悪かった点
読切だとしょうがないんですけど、利休さん(悪役)のキャラが
あんまりにも小者だったかな。
さらに言うなら、姫の側近が実は悪役だった、っていうことに
ストーリー的な必然性を感じないってところかな。
まあ、そうすることで、身近な人に裏切られて可哀想なヒロイン
→「俺たちがいるじゃねーか!」展開に持っていきやすいのは分かるんですが
それにしては利休さんのキャラが残念だったかな。
そこまで取り立てて悪い点、というわけでもないんですが。


【殺せんせーvs斉木楠雄 入間市最終決戦Ⅱ
(松井優征×麻生周一)】

・良かった点
全体的に良かったですw
何がどう良いとか言えないんだけど、
超次元の住人である殺せんせーと斉木が織り成す
独特の空気っていうんですかね?
これはハマると抜け出せなくなっちゃうなw

・悪かった点
特に無いんですけど、
どういった理由で入間市を舞台にしなきゃいけないのかな?(笑)


【JUDO ODD(川口幸範)】
・良かった点
柔道を題材にしたのはとても良い着眼点だと思います。
今連載している漫画作品に詳しいわけではないのですが、
ちゃんとした柔道家(もしくは柔道部)を現在進行形で描いている作品は
チャンピオンの『真・餓狼伝』ぐらいしかないんじゃないかな。
他にもあるよ!って人は教えてください。

柔道の試合シーンはとても楽しく読めました。
僕はとにかく「闘い」を見たかったんです。
それは、こないだ打ち切りになった『無刀ブラック』が
合気柔術という美味しいネタを放り投げて説教漫画に終始したせいでもあって、
余計「ジャンプでちゃんとした格闘漫画が読みたい!」という
欲求が高まっていたんですよ。
なのでちゃんと柔道シーンを迫力満点に描いていたところは好感を持てました。

その意味では、ちゃんと闘うなら空手でも剣道でも何でも良かったんですけども。
え、クロガネ?………知らない子ですね。

・悪かった点
芦屋が江戸時代からタイムスリップしたという設定が完全に死んでいる。

江戸時代の柔術家(作中でもあるとおり、講道館柔道が成立したのは明治15年であるので
江戸時代初期からやってきた芦屋の使う流派は柔術であると推測)である彼が
現在のスポーツ化された柔道の時代にやってきたのだから、
殺法として培われた技術を使って反則みたいな闘い方を披露する、とかだと
個人的にはすごく面白く感じたと思います。

しかし、彼の流派が命を奪うものでないのなら、現代の柔道との差異がビミョーで、
それだったらタイムスリップとか変な要素を入れずに
最初から現代の柔道家として出しとけよ!という落胆がありました…。

っていうかね、さっきも無刀ブラックの例を出しましたが
もう「命を奪うのが目的ではない」っていうキャッチフレーズは
食傷気味なんだよ(´・ω・`)

これの原因はおそらく緋村剣心が創り出したんだと思うんですが、
もう不殺にこだわらなくていいんだよ!殺せよ!
…ホント、嫌な前例を創ってくれたよな、剣心は…。

いや殺すとジャンプ漫画としてアレなのかもしれないけど、
そもそも現代の格闘技のほとんどが「護身」とか
「精神の鍛錬」とか「教育」とかそういうお題目でやってるんだから
わざわざ江戸時代の人間を持ってくるんだったら
殺法家でいいじゃないか?
なぜそこで不殺の信念を持ってくるんだ?むしろ不自然だろ?

江戸時代を舞台にするなら殺法を使う武術家を出すべきだし、
現代を舞台にするなら現代の柔道家でいいんですよ。
それを「江戸時代に生きていた不殺の柔術家が
現代にタイムスリップしてきて柔道をやる」っていう展開にしたのが
正直意味不明です。
仮に連載になったとして、その設定、
第一話以外でどう活かすつもりなの?

あと、これもるろ剣が悪いと思うんですが、
ポンポンポンポン気軽に奥義を出すな。
切り札だろう、それは?
それとも、切り札を先に見せるからにはさらに奥の手を持ってるのか…?


【ウイルスバスターズ(小田島諒)】
・良かった点
ラストへの持っていき方が斬新でした。
仮に連載するとしたら、第一話とそれ以降の方向性が
大きく変わると思うのだけれど、
そこんとこどう考えてるのかな。

・悪かった点
消毒液が出てきた時点で
「あ、スプリンクラーオチだ」と分かってしまったので
もう一捻り欲しかった、かなあ…。


【ケイドロ(小林英拳)】
・良かった点
う~ん…。

・悪かった点
登場人物の紹介シーンがワンピすぎる。
署長が出てくる前に「泥棒と警官が力を合わせて巨悪を倒すんだな」という
オチが読めてしまった。
署長が犯人の名が書いてあるメモを渡した時に
「ヒロインが濡れ衣着せられる系だな」と分かってしまった。

漫画ばかり読んで年取ってしまったせいでもあるんですが、
展開や設定がテンプレなんだよなあ…。


【E-Robot(山本亮平)】
・良かった点
まぁー、笑った笑ったwww
今回のNEXTの新人枠の中ではダントツで面白いですね!

いやもうなんだろう、女の子が可愛いっていうのも大きな魅力なんですが
とにかく終始おっぱいとエロで笑いを取りに行ったのが実に潔くて良い!

「あくまでロボットです」という建前はあるものの、
衰弱して倒れた少年に母乳をあげるシーンとか、
博士がおっぱいを敵ロボットに投げつけるシーンとか、
ERちゃんの股間から盛大に液体が溢れ出たと思ったら
次のページで博士がERちゃんの股間に顔面を突っ込んでるシーンとか、
大量のおっぱい(ミサイル)が見開きで飛んで行くシーンとか、
ラストの喘ぎ声で敵ロボットがなぜか滅んでいくシーンとか、
見せ場と思われるすべてのエロシーンがイカしてた!

(イカレてた、でもおk)。

一番笑ったのは、ソックス・ローファー・ヒールで踏まれた敵ロボットの
「あらゆる需要ガ満たされて行クー!」っていうセリフですねw
こういうバカバカしいセリフで笑わすことができるのは
とっても強い武器だと思います!

ちょっとばかしスパイス的に挿入されていたラブコメも
そんなにくどくなくていい感じ。

山本亮平先生をちょっとググってみたら
ジャンプトレジャー新人漫画賞とやらを取ってるんですね。
こちらのページから作品が読めます(『SUPER hERO』ってヤツ)。
こっちはどちらかいうとラブコメが主体かな。面白かったです。

・悪かった点
悪かった点は無い!
僕は山本亮平先生を全面的に応援するぞ!


【不死身KILLERS(熊田龍泉)】
・良かった点
殺し屋と不死身の少女、というカップリングは
トリッキーで面白かったと思います。
ヒロインちゃんも可愛かったしね。

今見てるアニメのせいか、
どっちかいうとこの少女は殺し屋じゃなくて
不死身の怪異を相手にする陰陽師にでも依頼すれば良かったんじゃないか、
とか思ってしまいます。

しかし不死身が再生能力を伴ってるのはまあいいとして
痛覚とかどうなってるんでしょうね。
電気食らっても何ともないとか、
それは不死身の域を超えてる気もしなくもない。

・悪かった点
ん~、強いて言えば
死にたがっていたヒロインが
悪役に「ミキサーにかけて殺す」と言われた時に
「ミキサーか!それは試したことなかったのう!」と喜んでもいいのに
それよりもろっ骨との別れを惜しんだっていうのが
やや不自然に感じたかな。
でもそれも、久々に誰かと他愛無い時を過ごして
ろっ骨に情が湧いた、と考えれば自然ですし
そういう意味では悪い点でもないです。

連載になったとしたら、どういう風に
物語を転がしていくんでしょうね。


【鉄腕カイト(永見泰久)】
・良かった点
あんまり思いつかない。

・悪かった点
まず絵がへちょいのと、
このNEXTには『E-Robot』という弩級に笑えるロボット漫画があるにも関わらず
ロボットという題材がかぶってしまったことかな。
言ってしまえば「掲載のタイミングが悪い」。


【No Woman,No Cry.(皆川みくに)】
・良かった点
盲目の剣士を題材に持ってきたのは良かった。
「明りを消せっ!」ていう指示は「おっ!」て思ったし
(盲目の剣士なら暗闇で闘うのは超有利になるよね)、
鬼を斬るシーンもなかなか見応えがありました。

・悪かった点
「敵の攻撃が当たってから斬る」っていう闘い方に
どういう必然性があるのかがよく分からなかったですねえ。
光を失って五年、っていうことで、気配だけで斬るなどの
達人の域には達せられなかった、ということなんでしょうか。
伊良子清玄は盲目になってから、どれくらいで無明逆流れを
会得したんでしたっけ?忘れたw


【グッドルーザー球磨川完結編(西尾維新×暁月あきら)】
・良かった点
めだかボックスの締めくくりとして、球磨川の物語を持ってきてくれたのは
とても嬉しかったです。
水槽学園の生徒として、以前の読切に出てきたキャラだけでなく、
小説版とアニメオリジナルからもキャラを持ってきたのは
ファンとしては嬉しい限り。
(そういえば、アニメオリジナル回ではクマーは
『世界から"色"を無かったことにした』んだけど、
あれは結局どうやって元に戻したんだろう…。
まあ安心院さんなら「色を創り出すスキル」も持ってるんだろうけど)。

須木奈佐木ちゃんの、最後にクマーに送ったメッセージも良かったです。

普通なる都城センパイが出てくるとは思ってなかった(笑)

・悪かった点
悪かった点はないんですけど、強いて言えば
須木奈佐木っていうのが結局この感想を書く時まで
PCが覚えてくれなくて、変換が面倒臭かったってことぐらいかな(笑)



※8/12~8/25の間に頂いた拍手コメントに関しましては
次回のWJ感想の時にお返事したいと思います。

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No title

無糖ブラックはそもそも殺し合いをしていない世界なんですよ
道場の宣伝としての茶番をやっているという出だしの世界観で
殺さない!!!!!!
とか言われても、そらそうだろとしか
拳銃持っているお国ならともかく
日本だと殺さないことに違和感も珍しさも無いわけでただの日常です

戦国とかのガチ殺し合いの世界でやるなら活きたと思う

No title

付録の海藤の中二ノートはどうでしたか?

コメント返信1

>ちょうさん
ははあ、そういうものですかね。
僕はバキ脳なので、合気柔術と聞いた瞬間
「渋川剛気っぽい闘いがジャンプで見れる!」と
過度に期待してしまった感があります(´・ω・`)
そもそもそっちの期待をしてはいけなかったのか…。

>名無しさん
あ、あんまりよく見てなかった!
(というか存在に気付いてなかった)
今読んでみましたが、ダークリユニオン組織図が意外と細かく書かれていたことが驚きでした(笑)
海藤くん、設定にはこだわるタイプなのかもw
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