『耳をすませば』天沢聖司少年の乗っている自転車のお話
『アオバ自転車店へようこそ!』2巻が発売されたので買って来ました。

今まで『アオバ自転車店』シリーズのコミックスの表紙は
【アオバちゃん+その巻で取り上げてる自転車(+その巻の登場キャラ)】
という法則がありました。
(例)
左は『並木橋通りアオバ自転車店』1巻
右は『アオバ自転車店』1巻

ところが、今回はアオバちゃんがいないという異例の表紙。
このキャラたちは初登場というわけではありませんが、
レギュラー・準レギュラーというわけでもなく、
書店で見かけた時は「何だこの表紙は??」と不思議に思いました。
さて上の表紙の絵、どこかで見たことあるような気がしませんか?
自転車を漕ぐ少年の後ろには上着を羽織った少女…。

そう、スタジオジブリの名作『耳をすませば』で
天沢聖司少年と月島雫ちゃんが二人乗りをしている構図にそっくりなんですね。
…とはいっても、パクリというわけではありませんことよ(笑)
『アオバ自転車店へようこそ!』2巻では表紙の彼…というか、
『耳をすませば』内で天沢少年が乗っている自転車について言及しています。
英研の部員たちが『瞳こらせば』というアニメ(モチーフはもちろん『耳をすませば』)の実写版を撮ろう!ということになり、映画内で使われている自転車を探す…という内容です。
『耳をすませば』などのタイトルは微妙に改変されてますが、
読んでいく内に「ああ、これは耳をすませばのあのシーンだな」と分かる仕掛け。

『耳をすませば』作画監督の高坂希太郎さんはどうやらかなりの自転車フリークらしく、
天沢少年が乗っている自転車を選ぶ・描く際にもきっと一役買ったのでしょう。
んでその高坂希太郎さんですが、
2003年公開の、ロードレースを描いた『茄子 アンダルシアの夏』では
監督・脚本・作画監督を務めることになります。
本当に自転車が好きなんですね(笑)
ジブリ社内イベントとしてはじまったアニメ業界の自転車ロードレースでも、
1997年の開催以来連覇を続けていたんだとか。
それほどの自転車好きならば、天沢少年が乗る自転車を
テキトーではなく緻密に描いた熱意も理解できます。
『アオバ自転車店へようこそ!』2巻の表紙は、
そんな高坂希太郎さんへのリスペクトも込めた絵なのでしょうね。
本編を読み終わった時には「だからこの表紙なのか!」と納得しました。
件の自転車がどこのメーカーのなんていう自転車かはここでは伏せておきます。
ぜひ『アオバ自転車店へようこそ!』を手にとって読んでみてください!
…以上、『アオバ自転車店へようこそ!』の宣伝でした(笑)

今まで『アオバ自転車店』シリーズのコミックスの表紙は
【アオバちゃん+その巻で取り上げてる自転車(+その巻の登場キャラ)】
という法則がありました。
(例)
左は『並木橋通りアオバ自転車店』1巻
右は『アオバ自転車店』1巻


ところが、今回はアオバちゃんがいないという異例の表紙。
このキャラたちは初登場というわけではありませんが、
レギュラー・準レギュラーというわけでもなく、
書店で見かけた時は「何だこの表紙は??」と不思議に思いました。
さて上の表紙の絵、どこかで見たことあるような気がしませんか?
自転車を漕ぐ少年の後ろには上着を羽織った少女…。

そう、スタジオジブリの名作『耳をすませば』で
天沢聖司少年と月島雫ちゃんが二人乗りをしている構図にそっくりなんですね。
…とはいっても、パクリというわけではありませんことよ(笑)
『アオバ自転車店へようこそ!』2巻では表紙の彼…というか、
『耳をすませば』内で天沢少年が乗っている自転車について言及しています。
英研の部員たちが『瞳こらせば』というアニメ(モチーフはもちろん『耳をすませば』)の実写版を撮ろう!ということになり、映画内で使われている自転車を探す…という内容です。
『耳をすませば』などのタイトルは微妙に改変されてますが、
読んでいく内に「ああ、これは耳をすませばのあのシーンだな」と分かる仕掛け。

『耳をすませば』作画監督の高坂希太郎さんはどうやらかなりの自転車フリークらしく、
天沢少年が乗っている自転車を選ぶ・描く際にもきっと一役買ったのでしょう。
んでその高坂希太郎さんですが、
2003年公開の、ロードレースを描いた『茄子 アンダルシアの夏』では
監督・脚本・作画監督を務めることになります。
本当に自転車が好きなんですね(笑)
ジブリ社内イベントとしてはじまったアニメ業界の自転車ロードレースでも、
1997年の開催以来連覇を続けていたんだとか。
それほどの自転車好きならば、天沢少年が乗る自転車を
テキトーではなく緻密に描いた熱意も理解できます。
『アオバ自転車店へようこそ!』2巻の表紙は、
そんな高坂希太郎さんへのリスペクトも込めた絵なのでしょうね。
本編を読み終わった時には「だからこの表紙なのか!」と納得しました。
件の自転車がどこのメーカーのなんていう自転車かはここでは伏せておきます。
ぜひ『アオバ自転車店へようこそ!』を手にとって読んでみてください!
…以上、『アオバ自転車店へようこそ!』の宣伝でした(笑)